【現役医師が斬る!】ハイポ医のデメリット3選『これがわかっていないと失敗する』

医師の仕事

どうも〜、おそポテです♪

僕は30代の現役内科医です。

低賃金・重労働といった労働力搾取によって医師が疲弊しつつある昨今、仕事のために頑張り過ぎることなくライフ・ワーク・バランスを重視する「ハイポ」という生き方に注目しています。

 

 

Writer

Dr. おそうじポテト(おそポテ)

 

経歴

一般家庭に生まれ育ち、

ストレートで国立大学医学部へ

現在内科医10年目

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医師の目線で見た「本当に良いモノ」

このブログを読んでくれる方へ

僕の実体験を交えつつ、世の中の商品やサービスを紹介しています。

生きづらい世の中、少しでも賢く快適に生きるための「ヒント」をお届けできればと思います♪

以前の記事で、これからの時代を生きる医師に「ハイポ」な生き方をおすすめする理由について解説しました。

言葉のおさらい

「ハイポ」とは英語の接頭辞の「hypo-」のことで「低い」を意味します。
つまり「ハイポ医」は「あまり活動性の高くない医師」、「ハイポ病院」は「あまり忙しくない病院」というニュアンスになります。

低賃金・重労働といった労働力搾取によって医師が疲弊しつつある昨今、仕事のために頑張り過ぎずライフ・ワーク・バランスを重視する「ハイポ」という生き方が脚光を浴びつつあります。

「ハイポ」に生きるとはすなわち、ライフワークバランスを重視した医師人生を送るということです。
ライフワークバランス・・・現代においてなんと甘美で魅力的な響きのある言葉でしょうか。一方で、「甘い言葉には裏がある」というこの世の真理も念頭に置く必要があります。

ハイポな医師人生には素晴らしいメリットがあることはわかった。

しかし、世の中そんなに甘くない気がする。

逆に、ハイポに生きることのデメリットはどんなものがあるのだろう??


そのように考えるのが自然だと思います。

そこで今回の記事は、

  • ハイポ医に憧れているが、デメリットが気になって一歩を踏み出せない人
  • 現在はハイパーに生きていて何不自由なく暮らしているが、将来的にハイポな生き方も選択肢に入れている人
  • ハイポという生き方そのものに興味がある人

を対象とし、医師がハイポな生き方を選択することのデメリットについて考えてみたいと思います。
生涯やりがいを追い求めハイパー医として生きていくことを決めている人や、今現在すでにハイポ医として生きていて十分に満足できている人には参考にならないかもしれません。

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ハイポ医のデメリット3選

僕は初期研修医の時からハイパー病院に勤務し、ハイパー医として生きてきました。
そんな僕も医師になって10年という節目を迎えるにあたり、今後の仕事との向き合い方について考える機会が増えています。
今もどちらかと言うとハイパー寄りですが、徐々にハイポ寄りの生活にシフトしていこうと思っています。
ハイパーを経験したことのある医師として、その目線からハイポのデメリットについて考えてみました。

ハイポ医の主なデメリットは大きくわけて下記の3つが考えられます。

  1. 大学医局との関わりを失う
  2. 退屈を苦痛に感じてしまう可能性がある
  3. 「ハイポ➟ハイパー」は茨の道

これだけ見ると何のことかさっぱりだ・・・という方も多いと思いますので、項目ごとに詳しく説明します。

大学医局との関わりを失う

先に言っておくと、これはハイポのメリットでもあります。
大学医局の人間関係の煩わしさや理不尽さに嫌気がさしてハイポの道へ踏み出す人も多いのが実情ですし、自分の人生を医局人事という抗うことの許されない大きな力に左右されずに決められることは、ハイポの強みでもあります。

一方で、大学医局に属することで得られるメリットもあり、ハイポの道へ踏み出すとそのメリットを受けられなくなってしまうことは理解しておく必要があります。
ハイポに生きるということは、大学医局から離れて生きることとほぼ同義だからです。

具体的には、大学医局が人事権を握っている人気の市中病院で働いて経験を積むことや、基礎医学に携わって研究に没頭する、ということができなくなる可能性が高いです。また、大学に所属していれば医局が割の良い外勤先を斡旋してくれて、なおかつ外勤先などでトラブルに巻き込まれても傘の下で守ってもらえるというメリットもありますが、ハイポ医になると恩恵を受けられなくなってしまうでしょう。

自由の翼を得る代償とも言えるでしょう。

しかし、世の中にはどうしようもなくブラックな大学医局も数多く存在し、すでに「ブラック医局」に所属する人にとってはこのようなハイポ医のデメリットは無いに等しいのでラッキーと考えてください。

退屈を苦痛に感じてしまう可能性がある

医師人生は自分が思っている以上に長いです。

大学を卒業して医師になる年齢は一般的には24〜27歳くらいです。
医師免許に定年はありませんので、自分が希望する限り働き続けることが可能です。日本人の平均寿命はまだまだ伸びつつありますので、現状の60〜65歳くらいでリタイアするのは貯蓄的にも、余生的にも早すぎるという人が今後増えてくるでしょう。
そうなると、70歳くらいまで働き続けるとして、医師として過ごす期間は45年から長いと50年くらいになる可能性があります。

約半世紀もの間、ずっとハイポ医として生きるのは特に趣味や休日の時間の使い方に目的がない人にとってはあまりにも退屈であることは目に見えています。

退屈は多忙と同じかそれ以上に苦痛なものです。

無目的にハイポを選ぶとその先に待っているのは何も生み出さない空白の50年間・・・という恐ろしいことになりかねないので、仕事以外に人生の目的を設定し、そのためにハイポという道を選択するのがよいでしょう。

結婚や出産をはじめとするライフスタイルの変化に伴って自分の人生における仕事の位置づけも変わっていきますので、最初からハイポに生きていくよりは、若くてエネルギッシュなうちはハイパーに生きて経験を積んで、仕事に疲れてきたり、仕事以外に優先したいことが出てきたときにハイポに移行するというのがおすすめです。

「ハイポ➟ハイパー」は茨の道

上にも述べましたが、ライフスタイルの変化に伴って人生における仕事の位置づけというのは移り変わっていくものです。
ハイパーに生きてきた人が、ハイポの道に進みたくなるという事例が多い印象ですが、その逆のパターンも存在します。

初期研修医の頃から無理しない生き方を選んできたけれど、ふと周りを見渡すと大学時代の同期が第一線で活躍しているのを見て感化されたり、「やりがい」という言葉の魔力に取り憑かれたりして、「やっぱりもっと頑張って医師としての経験を積みたい」と思うようになる可能性があります。

また、自分はハイポに生きることに満足していても、家族が増えて子供の教育などに力を入れ始めると「忙しくてもいいからもっとお金を稼ぎたい」と思うようになる可能性もあります。

しかし、それまでハイポに生きてきた医師が、いきなりハイパーの世界に身を投じるのは想像を絶するエネルギーが必要です。

こんな経験はないでしょうか?

大学受験の勉強は一日何時間であってもそれほど苦もなく継続できていたのに、大学に入って遊ぶことを覚え堕落した生活を送ってしまったせいか、医師国家試験の勉強を一日何時間もするのは苦痛で仕方がない・・・。


僕がまさにそうでした。
人間とは怠惰な生き物で、かつては厳しい環境にも平然と対応できていても、一度楽な環境に慣れてしまうと再び厳しい環境に身を置くことができなくなってしまうものです。

ハイポ→ハイパーに生き方をシフトする時もこれと全く同じ現象が起こります。
ですので、ハイポに生きると決めたとしたら最後までその生き方を続けても大丈夫かどうか、あらかじめ人生プランとよく照らし合わせておくことが肝要です。

まとめ:デメリットもよく理解した上で、信念をもってハイポの道へ進もう!

医師がハイポに生きることのデメリットについて書いてきました。

特に理由や目的を持たずにハイポ医になってしまうと、退屈でつまらない医師人生を送る羽目になってしまいます。
また、ハイポの世界に一度足を踏み入れると、大学医局やハイパーという道に戻ることが難しくなります。

本当に自分はハイポに生きたいのか?
周りに流されていないか?
なぜハイポが良いと思うのか?
ハイポに生きることが自分の人生にもたらすメリットとデメリットは何か?

これらをよく考えてから決めてください。
上記の質問にはっきりとした答えがない状態でハイポの道に進むことはおすすめしません。
医師人生は長いです。最初はハイパーに生きて、途中からハイポに路線変更することも問題なく可能です。
焦る必要はありません。

一方で、信念をもったハイポ医は最強です。
何が何でも、周りになんと言われようと、自分や家族を大切にする。ハイポというのはそのための選択肢であることをしっかりと理解できているからです。

仕事第一の生き方ももちろん魅力的ですが、趣味や家族第一のライフスタイルは本当に人生を豊かにしてくれます。
デメリットをよく理解した上で、信念のあるハイポ医への道を目指しましょう!

ハイポ医におすすめのアルバイトについては、こちらの記事で解説しています。
よかったら参考にしてください。

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