【現役医師監修】ハイポ病院の見分け方6選『ハイポかを見極めるには○○に注目せよ』

医師の仕事

どうも〜、おそポテです♪

前回記事では、これからの時代の医師に「ハイポ」という生き方をおすすめする理由について書きました。

まずは言葉のおさらいから。

「ハイポ」とは英語の接頭辞の「hypo-」のことで「低い」を意味します。
つまり「ハイポ医」は「あまり活動性の高くない医師」、「ハイポ病院」は「あまり忙しくない病院」というニュアンスになります。

低賃金・重労働といった労働力搾取によって医師が疲弊しつつある昨今、仕事のために頑張り過ぎずライフ・ワーク・バランスを重視する「ハイポ」という生き方が脚光を浴びつつあります。

しかし、「ハイポ」に生きていきたい意思はあるけれども、具体的にどういう病院で働けばいいのかわからないという医師の方々も多いと思います。
この記事は、そんな悩みを解決することが目的です。

 

 

Writer

Dr. おそうじポテト(おそポテ)

 

経歴

一般家庭に生まれ育ち、

ストレートで国立大学医学部へ

現在内科医10年目

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僕の実体験を交えつつ、世の中の商品やサービスを紹介しています。

生きづらい世の中、少しでも賢く快適に生きるための「ヒント」をお届けできればと思います♪

この記事をおすすめしたい人:

  • 仕事以外の人生も充実させるために「ハイポ病院」で働きたい方
  • 「ハイポ病院」の特徴について知りたい方
  • 「ハイポ病院」の効率の良い見分け方について知りたい方

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ハイポ病院の見分け方6選

まずはハイポ病院の候補を絞る必要があります。

知り合いの先生からの紹介などであればより確実な情報を手に入れやすいですが、なかなかそんなに美味い話はありませんので、まずは医師の求人サイトに登録するところから始めましょう。

転職活動を行う医師が増えている影響か、求人サイトも沢山みかけるようになりました。下記のものは、それなりに大手で執拗な勧誘や悪質な誤情報の提供がないとされるサイトです。いずれも登録だけであれば無料です。

特にこだわりがなければ、その中でも大手で知名度のある民間医局やエムスリーが安定ですが、複数のサイトに登録していても問題ありません。

希望する職場の条件(勤務地、勤務日数、年収など)を入力しておけば、希望に近い案件があった場合はメールで知らせてくれます。頻繁にメールが来ると鬱陶しいという方は、GMailなどで求人サイト用のメールアドレスを作って登録するとよいでしょう。

ハイポ病院と呼ばれるためにはいくつかの条件を満たす必要があります。
その条件を下記にまとめます。

  1. 当直がない。またはあっても寝当直かつ月1〜2回で、当直明けはすぐに帰宅できる
  2. 自分以外のスタッフの人数がある程度確保されている
  3. 土日祝が完全にオフ
  4. 担当する入院患者さんが多くても5人程度。外来業務中心であれば1日の外来患者数が20〜30人程度。
  5. 夏季休暇や有給取得がある程度自由にできる
  6. 女医さんが多く、産休育休の体制が充実している

以上が、「ハイポ病院」に必要な条件になります。

これらの条件をある程度満たしていれば「ハイポ病院」である可能性が高くなります。

順番に詳しく見ていきましょう。

当直がない

そんな病院あるのか?とおもう方もいらっしゃるかと思いますが、そんな病院があるのです。
仕組みはシンプルで、当直をバイト医で回しているケースです。

医師の世界では昔から何故か常勤医よりもバイト医のほうが給料が高くなりがちです。
つまり、求人サイトを通して当直バイトを募集すれば比較的簡単に人が集まります。ある程度都会にあってアクセスしやすい病院ほど、この傾向があるように思います。

バイトの先生方が当直に入ってくれるので、常勤が当直をする必要がありません。
当直をしなくて良いということは、必然的に定時を過ぎれば帰宅可能ということです。この条件を満たす病院を探すのは難しくなく、求人サイトを通せばしっかりと情報提供してもらえます。

自分以外のスタッフの人数が確保されている

これも理由はシンプルです。人数が多ければその分、仕事が分散されやすいからです。
自分と同年代の先生が多いと尚、お互いに協力しやすいので良いです。

逆に、自分の所属科の医師が自分だけ、とか自分以外に一人しかいない、とかは危険かもしれません。
有事の際の専門的な相談が、必然的に自分に集中する可能性があるからです。

せっかく自分の業務が終わっても、他科依頼などの仕事が増えてしまい帰宅できなくなってしまうのは避けたいところです。

また、当直がなくてもオンコールがある可能性があります。その場合、自分しかその科の医師がいないと、毎日自分がオンコールになってしまうかもしれません。「ハイポ病院」なので、緊急の呼び出し自体はそんなに多くないかもしれませんが、ちょっとしたことで自宅に電話がかかってくるだけでもストレスになり得ます。電話対応だけだと手当が出ないことも多いので、ここは注意が必要です。

自分以外のスタッフの存在については、病院のHPに載っていることが多いですし、求人サイトを通す場合は担当者の人に事前に確認してもらいましょう。オンコールの回数や呼び出される頻度についても事前にきちんと確認するのがよいと思います。

土日祝が完全にオフ

世間の他の人と同じようにカレンダー通りの生活をしている、という感覚は仕事の満足度に大きく影響します。
そのため、他人が遊んでいるときや休暇をとっているときに仕事をしているという状況はなるべく避けたいものです。

一見良さそうな案件だと思っても、よく見ると「土曜は午前中のみ勤務あり」とか「土日は休みだが祝日は勤務あり」とかの但し書きがされている場合があります。

他の案件と比べて少し給料が高い求人にありがちです。労働時間が長ければ給料が高くなるのは当然ですので、よく考えて決めるようにしましょう。
もちろん、「午前中だけであれば土曜に勤務しても問題ない。」と思えるのであればさほど気にしなくて大丈夫です。

ただ、わざわざ土曜に勤務するのであれば、常勤先で働くよりもバイトをしたほうが効率的だというのが僕の持論です。つまり、土日祝完全オフの常勤先で働きつつ、土曜はバイトをする、というのが最も効率よく収入を得る働き方だと思います。

バイトをしなくとも、土日祝を趣味の時間に充てたり、家族と過ごす時間に使ったりと自由な時間の使い方ができるというのも魅力です。

担当する入院患者・外来患者が多くない

これは、科の医師の人数にも関連する事項です。
どんなに重症度が高くない患者さんであっても、担当数が5人を超えると業務が少しずつ大変になってきます。
入院時記録、指示出し、退院時記録、外来予約取得、保険などの書類作成などなど、患者さんが一人増えるごとに必要な事務作業が増えるからです。また、不慮の急変に遭遇する可能性も高くなります。

最大入院患者担当数は、事前に確認しておく重要事項の一つです。

同じ理由で外来診察時の患者数もきちんと確認しておきましょう。
いくら9時-17時の生活ができるといっても、日中の忙しさの密度が高いとゆったりした気持ちで働くことはできません。
50人を超える外来を週に2回3回する生活は避けたいところです。

夏季休暇や有給取得がある程度自由にできる

これもQOLを向上させる上で必須事項です。

最近は少しずつましになりつつありますが、夏季休暇は立場が上の者から順に決める、とか
みんなが忙しく働いているのに有給取得なんてもっての他だ、とかいう風潮が残っている古い職場も依然存在します。

自分が休みたい時に「ある程度自由に」休める職場かどうかは事前にリサーチしておく必要があります。
これも求人サイトを通せば情報提供はしてもらえますが、書面上の記載と実際の休みやすさが異なる可能性があります。
一緒に働く上司や同僚のキャラクターにも影響されるからです。

昭和気質の厳格な上司が居たらなかなか休みをとると言い出せない雰囲気であったり、休み中の代診などに協力的でない同僚がいたら自由に休めないといったことが想像できます。

この問題を解決するためには、実際にその職場に見学に行くことをおすすめします。
同世代の人が働いている場合は、その人に休暇の取りやすさについて教えてもらいましょう。そうすることで、一緒に働くことになるであろうその人の人格を見定めることもできます。

また、所属科の部長との面談や、求人サイトの担当者の人を通して、休みを自由にとれるかどうかを確認し、言質をとっておきましょう。

女医さんが多く、産休育休の体制が充実している

見落とされがちですが、「ハイポ病院」に重要な要素です。
「女医さんがいると急な産休育休によって自分の負担が増えるから嫌だ」という人がいますが、そんなことはありません。
女医さんが安心して働ける職場こそ、みんなにとって働きやすい職場です。

理由は簡単です。欠員をバックアップする余裕があることの証明に他ならないからです。

忙しすぎる病院だと、建前では産休育休をしっかり取れますと謳っていても、実際には休暇をとった女医さんが居辛さを感じて退職してしまうというケースが多々あります。

産休育休を取る人がいても、余裕をもって仕事を回すことができるというのは、実は「ハイポ病院」に必要不可欠な要素なのです。

まとめ:給料よりもまず、万人の働きやすさでスクリーニングを!

これまで、「ハイポ病院」の条件とその見分け方について紹介してきました。

給料の話に全く触れてこなかったことにお気づきの方もおられるかもしれません。人間らしい安定した生活を求める「ハイポ医」にとって、もちろん給料も重要な要素です。

ただ、給料は「仕事の忙しさ」にも影響を受けるため、最初から給料の高い病院に条件を絞って探すことはおすすめしません。
給料の高さにつられて入職したけれど、蓋を空けてみれば多忙を極める「ハイパー病院」だったということは避けたいからです。

それよりも、自分だけでなく万人にとってストレスがなく働きやすい病院かどうかにまず着目することをおすすめします。
それによってある程度候補を絞ったあとに、納得のできる給料をもらえる病院を選ぶのが、効率の良い「ハイポ病院」の探し方だと思います。

優良案件はすぐにマッチしてしまいますので、直近で転職の予定が無い方も、まずは求人サイトに登録をして品定めをすることから始めてみてはいかがでしょうか。

おすすめの求人サイトを再度下記に貼っておきます。

「ハイポ病院」を見つけて、ライフ・ワーク・バランスを重視した充実した医師人生を謳歌しましょう!

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