【現役医師監修】現代の医師に「ハイポ」という生き方をおすすめする4つの理由「労働力搾取とは無縁に生きる」

医師の仕事

どうも〜、おそポテです♪

医療界隈でここ数年で耳にすることが急速に多くなった「ハイポ」というキーワード。

みなさんはその意味をご存知でしょうか。

現代において非常に理にかなった医師の身の振り方だと思ったので本ブログで取りあげることにしました。

 

 

Writer

Dr. おそうじポテト(おそポテ)

 

経歴

一般家庭に生まれ育ち、

ストレートで国立大学医学部へ

現在内科医10年目

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医師の目線で見た「本当に良いモノ」

このブログを読んでくれる方へ

僕の実体験を交えつつ、世の中の商品やサービスを紹介しています。

生きづらい世の中、少しでも賢く快適に生きるための「ヒント」をお届けできればと思います♪

この記事では、現役中堅医師である僕がこれまでの体験を踏まえつつ、これからの時代に「ハイポ」という生き方をおすすめする理由について書いていきたいと思います。

この記事をおすすめしたい人:

  • 労働と対価が見合った仕事がしたい方
  • バイトや副業も併用して効率よく収入を得たい方
  • 仕事以外の人生も充実させたい方(=ライフ・ワーク・バランスを大切にしたい方)

ただし、研修病院の情報は載せていませんので、初期研修先を選ぼうとしている医学生の方にはあまり参考にならないと思います。

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現代の医師に「ハイポ」という生き方をおすすめする4つの理由

「ハイポ」という言葉は、近年SNSで医学生や研修医の間で飛び交っています。

僕が学生時代には馴染みのない言葉でした。まずは言葉の意味から考えていきましょう。

「ハイポ」とは

「ハイポ医」や「ハイポ病院」と聞くと、よくわからない表現のように思うかもしれませんが、実は「ハイポ」は医療に馴染みの深い言葉です。

代表的なものが「hypovolemia(循環血液量減少)」。

「血管内がハイポになっている(=血管内脱水の状態である)」のように表現することがあります。

そう、「ハイポ」とは英語の接頭辞の「hypo-」のことで「低い」を意味します。

対義語は「ハイパー」で「hyper-」、「高い」を意味します。

つまり「ハイポ医」は「あまり活動性の高くない医師」、「ハイポ病院」は「あまり忙しくない病院」というニュアンスになります。

「ハイポ」の特徴

具体的には、

  • 労働時間は朝9時〜夕方5時
  • 当直はほぼ寝当直で、直明けはそのまま帰宅可能
  • 土日祝は完全オフ
  • 有給取得が自由にできる

などの特徴があります。
現役医師の人が聞いたら大半が「なんて素晴らしい職場なんだ!」と思うはずです。
「というかそんな職場が本当にあるのか?」とまで思う人も少なくないと思いますが、そのような「ハイポ病院」というものが確実に存在します。

「ハイポ病院」を渡り歩き、「頑張りすぎない医師人生」を謳歌する医師を「ハイポ医」と呼びます。

対して、「ハイパー病院」は忙しい病院のことで、極端に言えば、ほぼ24時間365日病院に拘束され、当直明けも休むことなく働き続け、休日も回診や学会準備などがあり、忙しすぎて有給取得はとても申請できる雰囲気ではない、というような病院です。

そういうスタイルにやりがいを求めて働く人々を「ハイパー医」と呼びます。

現代の医師に「ハイポ」な生き方がおすすめな理由

僕が約10年間医師として生きてきた経験から、特にこれからの令和時代に生きる医師の方々に「ハイポ」という生き方をおすすめする理由は下記の4つです。

  1. 労働と対価が見合っている
  2. バイトや副業をする時間的余裕がある
  3. 仕事以外の人生を充実させることができる
  4. 路頭に迷う心配がない

労働と対価が見合っている

海外のドクターと話す機会が何回かありました。彼らが口を揃えて言うのは「日本のドクターは何故そんなに働くことが好きなの?」です。

海外では、医師が長期の夏季休暇を取ることは当たり前だし、朝早くに病院に来て夜遅くに帰宅するなどということは考えられないそうです。

働くことが好きで休暇を取らず四六時中病院にいる医師も中にはいるかもしれませんが、決してマジョリティーではないはずです。多くは、仕事量があまりにも多すぎて帰りたくても病院に残らざるを得ないというのが現状です。

自分を犠牲にして遅くまで働くことが美徳とされていたのは一昔前までで、そのころは日本も高度経済成長の最中にあり、働けば働くほど給与が増え、大きな家に住んで高級車に乗り、日本全体が発展していく感覚があったからではないでしょうか。

残念ながら、今はそうではなくなってしまいました。
医師としてのやりがいを求めて「ハイパー病院」に入職したものの、働いても働いても給料はそこまで上がらないし、ましてや残業時間の制限をしている病院もあります(規定時間以上の残業はタダ働き。仕事量を減らす話はほとんど無し。)。
物価と税金だけがどんどん上がっていき、今や年収1000万を超える程度では豊かな暮らしをしているという実感はほとんどありません。日本自体が衰退している感覚をひしひしと感じます。

そうした社会的背景もあり、「やりがい」という言葉だけでは自分を奮い立たせて労働に励む意欲が湧かなくなっている医師が増えていると思います。

「ハイポ病院」の良いところは、忙しくないにもかかわらず、給料はしっかりと保証されている点です。下手をすると「ハイパー病院」よりも年収が高くなることもあります。
「ハイパー病院」は世間的には人気病院であることが多いので、そこまで給料を出さなくても勝手に人が集まってくるため、労働力搾取がそこまで大きな問題にならないからです。今後変わっていくと思いますが。

「ハイパー病院」では身を粉にして働いて残業代を含めた見かけの給料が多くても、時給換算するとコンビニバイト並みということが有り得ますが、「ハイポ病院」ではそもそも残業の必要がほとんどないため、自分の労働に見合った対価が得られます。福利厚生や家賃補助なども充実している病院が多いようです。

バイトや副業をする時間的余裕がある

「ハイポ」な生き方を選べば、平日の業務後や土日祝日は完全にフリーな時間を得ることができます。
常勤の給料だけでは少し物足りないと感じたとしても、バイトや副業で補うことが可能です。

たとえば、常勤先の年収が1200万円だとします。

「ハイパー病院」に勤めていると、当直やオンコール、学会準備などで業務時間外も問答無用で拘束されるため、バイトや副業に充てる時間は当然ありません。

しかし、「ハイポ病院」で勤務していれば、土曜午前だけバイトに行く、などの選択肢が生まれます。
1回4万円の外来バイトだけでも、月16〜20万稼ぐことができ、年収に換算すると約200万程度上乗せできることになります。

勤務医の収入という観点においては、「ハイポ病院」勤務+バイトが最強です。
もちろん、常勤先の収入に満足できているのであれば無理にバイトをする必要はありません。

ハイポ医におすすめのアルバイトについての記事はこちら:

バイト探し初心者におすすめの求人サイト『民間医局』についての記事はこちら:

定期非常勤・スポットバイトに特化したおすすめの求人サイト『医師バイトドットコム』についての記事はこちら:

仕事以外の人生を充実させることができる

仕事が人生の中心であるべきであるという考え方に異論はありませんが、仕事が人生の全てになってしまうと疲れてしまいます。僕自身「ハイパー病院」で勤務していたことがありますが、その頃は寝ても覚めても仕事のことばかり考えていて、人生が全く楽しくなかったです。
真面目な人ほど頑張って仕事をこなそうとしますが、過度な負担がかかっている状態が続くとメンタルを病んで職場に来れなくなってしまう人もいます。

せっかく苦労して医師になったんだから目一杯働かないといけないという使命感を持つことをは尊敬に値しますが、その使命感に押しつぶされてしまっては勿体ない気がします。

「ハイポ」な生き方を選ぶことで、適度に仕事をこなしつつ、休日は趣味や家族との時間に使うことができます。ライフ・ワーク・バランスを重視した生き方が、これからの時代にはフィットするでしょう。

路頭に迷う心配がない

「ハイポ」な生き方にケチがつくとすれば、スキルが身につきにくいことや専門医を取る機会を逃す可能性があることだと思います。

ですが、心配はいりません。

ご存知のように、日本は超高齢化社会の真っ只中にあります。
医療というニーズはこれからますます増加することに疑いの余地はありませんし、その中で医師にも安定した需要があります。

医師の求人を見ても求められているのは医師免許のみで、大したスキルや専門医を持っていなくても高収入の案件は山程出てきます。専門医が優遇される案件があっても良さそうなものですが、実際にはかなり少ないですし、残念ながら優遇の幅もしれています。

どうしても心配であれば、若いうちの数年はそこそこ忙しい病院でしっかりと経験を積んで、専門医を取得してスキルに自身がついてきたころに「ハイポ病院」に移るのも全然アリだと思います。

まとめ:「ハイポ医」として労働力搾取とは無縁の充実した人生を!

以上、「ハイポ」な生き方とは何かとそれをおすすめする理由について書いてきました。

これからの時代にフィットする生き方ということがなんとなく理解していただけたと思います。

下記に当てはまる人は、是非、「ハイポ」という生き方を人生の選択肢として考えてみてはいかがでしょうか。

  • 労働と対価が見合った仕事がしたい
  • バイトや副業も併用して効率よく収入を得たい
  • 仕事以外の人生も充実させたい(=ライフ・ワーク・バランスを大切にしたい)

「ハイポ病院」については、医師求人サイトに登録すればいくらでも案件が出てきますし、担当の方も親身になって相談に乗ってくださいます。下記に、大手かつ信頼性の高い求人サイトのリンクを貼っておきますので是非参考にしてください。

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