医師になる理由

医師になるには

どうも〜、おそポテです♪

緊急事態宣言の中、今日も自宅でのんびりしています。

みなさんはいかがお過ごしですか?

東京や大阪といった都市部では医療崩壊だと日々騒がれていますが、最前線でコロナ診療に携わる医療関係者の方々は毎日毎日本当にお疲れさまです。

医師は非常にやりがいのある仕事である反面、常に責任やリスクがつきまといます。昨今のニュースではその「責任とリスク」の部分が強調されている印象ですが、みなさんのイメージはどう変化しましたか?

「医師になりたかった(子供に医師になってほしかった)けれど、大変そうだからやめておこう」

そう思う方も増えているかもしれませんね。僕自身がいま(このコロナ禍の中で)、高校生あるいは中学生に戻ってもう一度将来の進路を選び直せるとしたら、一体何になるだろうかな、、、とぼんやり考えていました。

医師の子は医師を志す?

僕は関西の田舎で生まれ育ちました。両親も祖父母も医師ではない、いわゆる普通の家庭でした。大学で医学部に入って、代々医師家系のクラスメイトの多さに驚いたのを覚えています。

家族の中に医師がいたら、その背中を見て育ち自然と医師を志すようになるのもなんとなく頷けます。将来、自分の子供が「お父さんみたいなお医者さんになりたい」と言ってくれたら嬉しいですし、きっと全力で応援すると思います(医師になるリスクもきっちり説明した上でですが、、、)。

親が開業医だから、自分はその後継ぎにならないといけない。そういう理由で医師になったという友人もたくさんいます。

・・・あれ?そういえば僕は何で医師になろうと思ったんだっけ?

非医師家系に生まれた僕が医師になろうと思ったきっかけ

父は自営業でした。サラリーマンと違い毎月決まった給料が貰えるわけではないため、日々の暮らしは決して安定したものではなかったと今振り返って思います。

そのためか「子どもたちには安定した職業に就いてほしい」というのが両親の願いでした。当時の日本はバブル崩壊後で経済的に不安定だったという社会的背景もあると思います(1990年代終盤〜2000年代初頭にかけてはなんとなく世の中全体に暗〜い雰囲気が漂っていたことを今でも覚えています)。

小学生高学年くらいの時だったと思います。ある日、父から「大きくなったらお医者さんになるんやで。」と言われました。田舎ですから他にどんな職業があるかもあまり知らず、風邪をひいたときにお世話になる「お医者さん」という職業は僕にとって身近で頼もしい存在でもありました。

その時は「ぼくは将来お医者さんになるのか〜」、と他人事のようにのんきに思っていました。

その後、中学・高校時代を経て、自分の心境にどのような変化があったかは追々記事にしたいと思いますが、最初のきっかけはブラックジャックでも医療ドラマでもなく、そんな父のある日の言葉でした。

医師は安定した職業か

僕の親は「安定=医師」というイメージを持っていたわけですが、同じように世間の人たちに「安定した職業といえば?」という質問をすると上位何番目かには「医師」がランクインするでしょう。世間では安定職のイメージが強いですが、実際はどうでしょうか。

結論から言いますと、安定した職業だと思います。医師免許の力というのは本当に絶大で、一度取得してしまえば死ぬまで有効だし、自動車免許と違って更新の必要もありません。大きな病院やクリニックに所属しないフリーランスであっても、週に何回かのバイトだけで十分家族を養っていけます。

一方で、やはりリスクはあります。医療の進歩に伴い、医師に求められる知識やスキル、患者の要求や期待は年々高度になっています。技術不足、知識不足、ちょっとした不注意が大きな事故に繋がり、医師免許を失う原因になり得る時代です。

「医学部を卒業して国家試験に合格、医師免許が取れたから人生安泰だ。」

そう言える時代では最早ないと思います。

なので、「医師=安定」という世間のイメージに少し付け加えるとしたら、「医師=リスクを回避できれば安定」といったところでしょうか。・・・それは果たして安定なのか?笑

生まれ変わっても医師を目指すか

さて、「過去に戻ってもう一度自分の進路を選び直せたら何になるか」という問いの答えですが、

やっぱり医師になると思います。

家族を持った今となっては、「安定よりもやりがいを取りたいから」なんてカッコいいことは言えません。安定はやはり重要です。

リーマンショックが来ても、コロナショックが来ても、オイルショックが来ても、どんな時でも医師免許があれば路頭に迷うことはそうそうありません。

それと何よりも大切なことはやはり「やりがい」です!・・・矛盾してる?

僕は医師としてはまだまだ若輩者ですが、これまでに多くの患者さんと向き合い、多くの感謝の言葉を頂くことができました。どれだけ夜間に病院から呼び出されても、日をまたぐまで家に帰れなくても、「ありがとう」「先生に診てもらえてよかった」「この病院に来てよかった」その言葉で全てが報われます。こんな職業、他にもあるのかもしれませんが、僕は医師以外知りません。

「安定」と「やりがい」があって、自分に向いていると思う仕事はやっぱり医師以外にない。そう思う今日この頃なのでした。

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