出身大学は医師になってからどう影響するか

医師になるには

どうも〜、おそポテです♪

コロナと梅雨が相まって、最近はもっぱら自宅で過ごす時間が増えました。

漫画をよく読んでいて、今は東京卍リベンジャーズにハマっています。

一言で言うと、『不良×タイムリープ』モノですね。僕はタイムリープ系の創作物が好きなので、この漫画は最近読んだ中ではかなり面白いです。キャラもそれぞれ個性が細かく描写されていて、魅力的です。最近アニメ化されて、近々映画も公開されるらしいので、鬼滅の刃、呪術廻戦に次ぐブームになるかもしれません。まだ読んでない方は是非!

さて、今回は「出身大学が医師になってからどう影響するか」について僕なりの考えをお伝えできればと思います。

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はじめに

「医学部を受験することは決めたけれど、たくさん大学があってどこを受ければいいかよくわからない。」

「周りに医師の親族や知り合いもいないし、何を参考にしたらいいのか・・・。」

「そもそも、医師になってしまえばどこの大学を出てても同じじゃないの?」

「偏差値が1でも高い大学を目指したほうがいいの?」

などなど。

大学選びに困っている方は多いと思います。僕も受験生のときはそうでした。

「よくわからんからとりあえず東大理3いくわ!」

という猛者もいるかもしれないですね。

「医師になってから、出身大学はキャリア形成に影響するか。」という問いに対し、最初に結論から申しますと、

「影響する場合もある。」

という答えになります。いきなり曖昧ですみません。

答えが曖昧になる理由は、人によって医師という職業に求める価値観が違うからです。

「誰かの役に立つため」

「医学の発展に貢献するため」

「社会的地位のため」

「お金を稼ぐため」

「実家を継ぐため」

などなど。医師という言葉でひとくくりにできないくらい、目標はひとそれぞれです。

では、医師という職業に何を求めるか、その目的毎に出身大学の影響があるかどうかを見ていきましょう。

コストパフォーマンスから考える

医師免許はみんな同じという観点から見てみましょう。


東京大学を出ても、地元の大学を出ても、授業料が高額な私立医大を出ても、医師国家試験に合格したら与えられる医師免許は皆同じです。

できる医療行為に差があるわけでもなければ、貰える給料が違うということもありません。

実家から通える大学、もしくは家賃や生活費があまりかからない地方の大学の方が医師になるまでにかかる費用が少なく、コストパフォーマンスの点では良いと言えるでしょう。防衛医科大学のように、学生の間でも国からお給料が貰える大学もあります。

「医師免許」というリターンを得るために医学部に入る、という観点に立つと、そこに至るまでのコストが少ない大学を選ぶという考え方は理にかなっているのではないでしょうか。

将来働きたい土地から考える

医者の世界には未だ「大学医局」および「関連病院」という考えが根強く残っています。

医師はどこかの大学の「医局」に所属し、その「大学医局」からの派遣という形で「関連病院」で勤務する、という構図です。「医局」というのは教授を頂点とする、その大学毎のヒエラルキーのことです。


例えば、「○○市にあるA病院は△△大学の関連病院だ」
という言い方をします。関連病院というのは、特定の大学との結びつきが特別強い、ということと同義と考えてもらって大丈夫です。
各科の医員からその科の部長、病院長に至るまで、関連大学出身の医師が多くを締めていることが多々あります。


これには、大学と市中病院のギブアンドテイクのような図式が反映されています。

市中病院は若手医師を育成し、大学へ還す。その代わり大学は市中病院が必要としている人材を派遣する、という図式です。大学は関連の市中病院にマンパワーを供給するだけでなく、僕達医師の働き口を斡旋してくれるような働きもしてくれています。

そのため、市中病院の常勤医師の枠は関連大学出身の医師で占められているケースがあります。特に、総合病院で、わりと医師に人気があるような施設ではその傾向が強まります。その病院で常勤医として勤務するためには、関連大学の医局に所属していることが条件である、というケースもざらです。

なので、将来この地域で働きたい!
という明確な希望がある場合は、その地域に関連病院を多く持っている大学に入るのが手っ取り早いでしょう。もちろん、どの大学の医局に所属するかは、医師になってから選ぶものなので、出身大学以外の大学の医局に入ることも全然できます(大学によって、出身者以外は冷遇される、という噂がある大学もありますが、、、)ので、そこまで深く考えなくても良いことなのかもしれません。


関連病院は、その大学の近辺にあることが多いですが、歴史が古い大学になるほど、数多くの関連病院を広範囲に有していますし、人気の都市にある病院を持っていることも多くなります。偏差値の高い大学が必ずしも関連病院を多く持っているとは限らないので注意が必要です。


どの病院がどの大学の関連病院かは、病院のホームページを見ればわかることがあります。例えば、その病院に所属する医師の出身大学が書かれていたり、○○大学医学博士、のような肩書が書かれていたりするので、一つの判断材料になります。

将来やりたいことから考える

医学の道は、患者さんを診察し、病気の診断や治療を行う「臨床医学」としての道と、細胞やマウス、あるいはヒトの検体を使って病気の原因となる遺伝子をつきとめたり、新しい治療ターゲットを探索する「基礎医学」の道があります。

多くの医師は臨床医として市中病院やクリニックに勤務しますが、中には研究者として大学病院をはじめとする研究機関で働く人もいます。なので、自分の将来像が明確に決まっている人は、これを基準に大学を選んでもいいかもしれません。

基礎医学に興味があるなら、基礎研究を盛んに行っている大学に入れば、学生のうちから研究室に所属することも可能です。

開業医として働くことが決まっているのであれば、開業する土地の近隣大学の医学部に入り、医局もその大学に所属することで、大学との結びつきが強いクリニックにすることができるでしょう。

立地から考える

大学で過ごす6年間は人生の中でも特別な6年間です。その期間をどこで過ごしたいか、というも大学を選ぶ上で重要です。

都会の大学に行って、アーバンライフを満喫したい、というのも立派な理由ですし。沖縄や北海道といった観光地の大学に入って、その都市を満喫する、というのもいいかもしれません。1度きりの自分の人生なので、大学生活にそういった楽しみを見いだせるような選び方も大切です。

まとめ

出身大学は医師になってからもある程度付いて回りますが、それで医師人生の全てが決まるということはありません。

いくら偏差値の高い大学を出ていても、入ってからの研鑽を怠れば患者さんから信頼されませんし、逆に偏差値が高くない大学出身でも、医師として尊敬できる先生は沢山います。

また、上にも述べたように、最終的にどこの大学の医局に所属するかは、医師になってから自由に選ぶことができます。どの大学にも所属せず、自由に就職先を選ぶ医師もたくさんいます。

この大学に入らないと医師として一生肩身の狭い思いをする、

というようなことはなく、結局大勢は自分の努力によって決まります。

まずは自分がどんな医師になりたいか、大学で何がしたいか、という原点に立ち返って大学を選ぶのが良いと思います。

今日はここまで。

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